富山県のシダ By花じい
ビッチュウgヒカゲワラビ(Diplazium x bittyuense Tagawa)
(オニヒカゲワラビに近いタイプ)
メシダ科 ノコギリシダ属
山地のやや陰湿な林下に生育する夏緑性のシダです。
オニヒカゲワラビ と ヒカゲワラビ の雑種で、
富山県で見つかっているものは、オニヒカゲワラビに近いタイプです。
オニヒカゲワラビのように葉柄基部は黒く、鱗片も黒くて圧着しています。
ソーラスも中肋よりです。
2次羽片の辺縁がかなり深裂しているものもかなり見られること。
羽片軸裏の毛が少ないこと。
から、ビッチュヒカゲワラビとしたものです。
富山県では、南西部の一か所で確認されています。
2013年9月21日
上部
下部
2次小羽片は深く切れ込むものも見られます。
ソーラスは中肋よりです