富山県のシダ By花じい
ハリガネワラビ(Thelypteris japonica (Baker) Ching)
ヒメシダ科 ヒメシダ属
里山など低山地に生育する夏緑性のシダです。
里山で普通に見られるもので似ているのが、ヤワラシダとこのハリガネワラビです。
ヤワラシダの葉柄も硬いことも多く、葉柄の柔らかさでは区別できないようです。
ただ」」見慣れてくると何となくわかります。
ソーラスは裂辺の下から1/2〜2/3程度のところまで出てきて、裂辺の脈はソーラスをぬけて辺縁に達します。
軸の色が青い場合をアオハリガネワラビ(f. viridescens (Makino) H.Ito )と言う場合があります。
品種レベルの違いなので、ここでは割愛します。
富山県では、東部、南東部、北部、南部、南西部の各地で確認されています。
2012年10月6日