富山県のシダ  By花じい    

ホクリクイヌワラビAnisocampium x saitoanum (Sugim.) M.Kato.)
メシダ科 ウラボシイヌワラビ属

低山地の林床に生育する半常緑性のシダです。

ウラボシノコギリシダ と イヌワラビ との雑種と考えられています。
ウラボシノコギリシダより羽片の切れ込みが深く、ソーラスは長楕円形または鉤形で、羽片裂片の中肋と辺縁の中間につきます。

富山県では、氷見市、高岡市、富山市(旧大沢野町、旧細入村)で見られます。

2012年9月2日



羽片の切れ込みは深くこのあたりが、まずウラボシノコギリシダとの違いです。


ソーラスは羽片裂片の中肋と辺縁の中間についています。

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