富山県のシダ    

カラクサシダPleurosoriopsis makinoi (Maxim.ex Makino) Fomin)
ウラボシ科 カラクサシダ属

滝の横などのコケの上に見られる、小さなシダです。(冬緑性のシダに近いのではないかと思います。)
このためなかなか気付かれないのかもしれませんが、県内では比較的少ないシダだと思います。
ただ、コンクリート製の溝にあったりもしますので、RDBに載せるほどでもありません
全体に毛だらけなのも特徴で、イワトラノオなどと一発で違いがわかります。

3月末に見て、5月初旬に見に行くと、その姿がありません。
暖かくなると、植物体が枯れる生態のようです。
再度出てくるのは何月ぐらいなのでしょうか?図鑑では晩夏となっています。
9月末にはもうソーラスをつけていましたから、もうすこし前なのでしょうか。

かつてはホウライシダ科としていましたが、ここでは Smith et al. 2006 によって分類しなおしました。


2008年3月23日






2008年3月23日




2008年9月27日

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