富山県のシダ  By花じい    

ミヤマヒカゲノカズラLycopodium alpinum L. var. planiramulosum Takeda)
ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属

高山帯のハイマツの下などの地上に生育する常緑性のシダです。
学名上の母種である、チシマヒカゲノカズラより、ややへらべったいのが特徴です。
平凡社の日本の野生植物シダでは、「側葉が小枝と基部で合着して錠半部が内曲し、
小枝の裏側へかけて横に巻く程度の低いもの」としてチシマヒカゲノカズラと区別すれば、日本のものは
ほとんどがこの型になる・・」としています。

タカネヒカゲノカズラは5列に対してこれは4列に葉が並び、アスヒカズラよりはずっと厚めの葉です。

富山県では、東部の山岳地帯の数か所で確認されています。


2008年8月24日




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