富山県のシダ    

ウラジロDiplopterygium glaucum (Houtt.) Nakai)
ウラジロ科 ウラジロ属

崖や法面に生育する常緑性のシダです。

暖地性のシダで、名前は葉の裏が白いことからきています。
葉は2分岐し、中央に休眠芽を持っており、両親がとも白髪で子孫繁栄をということで縁起に良い羊歯としてお正月に用いられます。
ただ、私の実家ではこのような習慣はありませんでした。県内各地で確認されてはいますが、
富山県では、絶対量が少ないのです。

富山県では、東部、南東部、北部、南部、西部、南西部の低山地で確認されています。


2007年1月21日  富山県中部




2007年1月21日




2007年1月21日

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